2008年07月11日

災害時、救助する側も「食」重要 研究成果を出版

災害時、救助する側も「食」重要 研究成果を出版―2008年7月11日 神戸新聞 

阪神・淡路大震災の被災体験から、災害時の食のあり方を研究している奥田和子・甲南女子大名誉教授(71)=食デザイン論=が、救助活動や復旧作業に携わる人の非常食に着目した「働く人の災害食 神戸からの伝言」を出版した。地道な聞き取り調査をもとに、震災の教訓が備蓄に生かされていない現状を明らかにし、災害現場で働くプロの体力や精神力を支える食事の重要性を説く。

奥田さんは芦屋市内の自宅で被災し、震災直後から避難所や仮設住宅での非常食や救援物資のあり方を提言してきた。一方で、救助活動や復旧で休みなく働いた消防士や警察官、医師、看護師、工事関係者らの食事についてはほとんどデータがないことを知り、二〇〇五年から調査を開始。阪神・淡路や新潟県中越地震の被災自治体、首都直下地震に備える東京都や警視庁、電力・ガス会社、民間企業、病院などに聞き取りを重ねた。

同書では、阪神・淡路や中越で活動した消防署員らの体験談から、飲まず食わずの重労働で心身共に疲れ、思うような活動ができなかった実態を報告。教訓が生かされているかを検証するため、阪神・淡路の被災地、東海・東南海・南海地震の警戒地域など計二十一自治体の〇七年春の備蓄状況を調査・分析した。

調査時点で消防署員用の飲料水と食料の両方を備蓄していたのは西宮、横浜など五市にとどまり「被災者向けに比べ、救助・復旧関係で働く人の非常食に対する認識は不十分。組織ごとの対応のばらつきも大きい」と指摘する。

また、「温かいご飯が食べたかった」などの意見を参考に、電気やガスがなくても加熱できる非常食のモデル献立もレトルト食品メーカーと協力して開発し、紹介している。奥田さんは「働く意欲を高める災害食の工夫は、被害拡大を最小限に食い止め、被災地が復興へ立ち上がるのに欠かせない」と話す。
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確かに、救助に携わる人たちも人間であり、スーパーマンや神さまではないのだから、しっかり活動できるだけの飲料水や食料の備蓄は大切でしょう!

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2008年07月16日

【中越沖地震1年】復興道半ば、疲れた表情も

【中越沖地震1年】復興道半ば、疲れた表情も 柏崎市民―2008.7.16 産経ニュース

「少しは落ち着いたが…」。新潟県中越沖地震から1年となる16日、被害が大きかった柏崎市では「地震の報道を見るのはまだつらい」と話す市民も見られ、復興が道半ばであることを感じさせた。

海沿いの仮設住宅に住む沢江克江さん(61)は「片付けなどでばたばたして、あっという間だった。これからは次の家のことを考えなくては」と話し、長引く不安な暮らしに疲れた表情を見せた。

集会場前に置かれた七夕飾りには「皆の笑顔が空いっぱい広がりますように」と短冊がつり下げられ、潮風に揺れていた。

メーンストリート「えんま通り」商店街は被災した商店が取り壊されるなどして今も空き地が目立つ。通行中の飯野昌子さん=当時(71)=が下敷きとなり死亡した呉服店跡地の前には、カサブランカの花束が供えられていた。
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被災後、元の生活に戻るには大変な苦労と年月が必要なんですね。

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2008年07月25日

【東北地震】震度6強、なのに被害が少なかった

【東北地震】震度6強、なのに被害が少なかった理由は?―2008.7.24 産経ニュース

最大震度6強、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・8。24日未明に発生した岩手県沿岸北部の地震は、広範囲で強い揺れが観測されたが、全半壊などの家屋の大きな被害は確認されなかった。

筑波大の八木勇治准教授の解析によると、地震エネルギーを示すモーメントマグニチュード(Mw)は阪神大震災(平成7年)と同じ6・9。阪神では6400人以上の犠牲者の約8割は倒壊した家屋や家具の下敷きになった。この違いは、地震波の特性によるものだという。

東大総合防災情報研究センターの古村孝志教授によると、一般に周期の短い地震波は小さな構造物を激しく揺らし、周期が長い地震波は大きな構造物をゆっくりと揺さぶる。阪神大震災では、木造家屋などの被害に強く影響する周期1〜2秒の地震波(キラーパルス)が強かった。

今回は、周期が0・1〜0・2秒の短周期地震動が強く、キラーパルスがほとんど含まれていないことが、古村教授らの解析で分かった。プレート(岩板)の内部で起きる地震は、短周期の地震波が強く出るという。メカニズムは異なるが、6月14日の岩手・宮城内陸地震も、キラーパルスは弱かった。

一方、岩手県洋野町や青森県八戸市の人たちは、被害が軽微だった背景に、耐震性の高い住宅が多かったことや、防災意識の高さがあるという。

「古い家は自分たちで山の木を切り出して建てたものが多い。都市部で建てる普通の家の3〜4倍の太さの柱やはりを使っている」と、洋野町種市の測量設計事務所社長、酒井義隆社長(51)。別の建築士は「古い大工は柱と土台、金属の留め具を使わずに柱と梁(はり)を組む。異物を使わない分、揺れを吸収しやすいのではないか」と分析した。

八戸市の無職女性(70)は「戸棚は引き戸のものを選び、茶碗(ちやわん)などが飛び出さないようにしている。ここは地震が多いから、古い人はみんな防災意識が高い」と話した。

同市周辺は平成6年12月の「三陸はるか沖地震」をはじめ、多くの震災を経験してきた。青森県が昨年度から行っている耐震診断員の派遣事業で、八戸は真っ先に参加を訴えた自治体のひとつ。同市建築指導課の大原満課長は「住民も市も震災対策に対する意識は高い」と語った。
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またもや、大きな地震が!と思いましたが、その後の被害状況の少なさに何だかほっとする思いです。
震災対策に対する高い意識は見習うべきですが、防災対策のなされていない我が家を思うと…。

posted by suzusuzu at 15:44| Comment(0) | TrackBack(3) | 地震災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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